Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

audit_warn スクリプト

auditd デーモンで監査レコードの書き込み中に異常な状態が発生すると、/etc/security/audit_warn スクリプトは電子メールエイリアスに通知します。このスクリプトをサイトに合わせてカスタマイズすることで、手動による対処が必要な状態を警告するようにしたり、そのような状態を自動的に処理するための方法を指定したりできます。エラーが発生すると、audit_warn スクリプトは、daemon.alert の重要度で syslog にメッセージを書き込みます。syslog.conf を使用すると、syslog メッセージのコンソール表示を設定できます。audit_warn スクリプトはさらに、audit_warn 電子メールエイリアスにもメッセージを送信します。このエイリアスは、監査構成の一部として設定します。

auditd デーモンは、次の条件を検出すると audit_warn スクリプトを起動し、audit_warn エイリアスに電子メールを送信します。

perzone 監査ポリシーが設定されている場合、非大域ゾーンの auditd のインスタンスがゾーンの audit_warn スクリプトを呼び出します。詳細は、audit_warn(1M) のマニュアルページを参照してください。