デバイス割り当ての有効化は、「デバイスを割り当て可能にする方法」に説明されている方法で行う必要があります。承認が必要な場合は、そのユーザーは承認を得ていなければなりません。
デバイスを割り当てます。
デバイス名でデバイスを指定します。
% allocate device-name |
デバイスが割り当てられたことを検証します。
同じコマンドをもう一度実行します。
% allocate device-name allocate. Device already allocated. |
この例では、ユーザー jdoe がマイク audio を割り当てます。
% whoami jdoe % allocate audio |
この例では、ユーザーがプリンタを割り当てます。このユーザーが printer-1 の割り当てを解除するか、このプリンタが強制的にほかのユーザーに割り当てられるまで、ほかのユーザーはこのプリンタを使用できません。
% allocate /dev/lp/printer-1 |
強制的な割り当て解除の例は、「デバイスの強制的な割り当て解除」を参照してください。
この例では、ユーザー jdoe がテープドライブ st0 を割り当てます。
% whoami jdoe % allocate st0 |
allocate コマンドがデバイスを割り当てることができない場合は、コンソールウィンドウにエラーメッセージが表示されます。割り当てのエラーメッセージについては、allocate(1) のマニュアルページを参照してください。