Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

RBAC の管理(作業マップ)

次の作業マップは、役割によるアクセス制御 (RBAC) の初期実装後、RBAC をカスタマイズする手順を示しています。

作業 

説明 

参照先 

役割のパスワードを変更します 

承認されたユーザーまたは役割で、別の役割のパスワードを変更します。 

「役割のパスワードを変更する方法」

役割のプロパティーを変更します 

役割の機能 (特権、特権付きコマンド、プロファイル、承認) を変更します。 

「役割のプロパティーを変更する方法」

権利プロファイルを作成または変更します 

権利プロファイルを作成します。あるいは、権利プロファイルの承認、特権付きコマンド、または補助権利プロファイルを変更します。 

「権利プロファイルを作成または変更する方法」

ユーザーの管理機能を変更します 

役割、権利プロファイル、承認、または特権を通常のユーザーに追加します。 

「ユーザーの RBAC プロパティーを変更する方法」

レガシーアプリケーションをセキュリティー保護します 

レガシーアプリケーションの set ID アクセス権を有効にします。スクリプトでは set ID を有効にしたコマンドを使用できます。必要に応じて、レガシーアプリケーション内で承認を確認できます。 

「RBAC プロパティーをレガシーアプリケーションに追加する方法」

これらの手順によって、RBAC で使用される要素を管理します。ユーザーの管理手順については、『Solaris のシステム管理 (基本編)』の第 5 章「ユーザーアカウントとグループの管理 (手順)」を参照してください。