従来の UNIX ファイルアクセス権では、次に示す 3 つのユーザークラスに所有権を割り当てることができます。
ユーザー – ファイルまたはディレクトリの所有者。通常はファイルを作成したユーザーです。ファイルの所有者は、そのファイルの読み取り、書き込み (ファイルを変更する)、または実行 (コマンドの場合) が行えるユーザーを決定できます。
グループ – ユーザーグループのメンバー。
その他 – ファイル所有者ではなくグループメンバーでもないその他の全ユーザー。
ファイルアクセス権の割り当てや変更が行えるのは、通常、そのファイルの所有者だけです。しかし、ファイルの所有権の変更は、管理権限のあるユーザー (スーパーユーザーなど) または役割 (Primary Administrator 役割など) によっても行えます。システムポリシーを上書きする方法については、例 6–2 を参照してください。
ファイルは、7 つの形式のいずれかになります。各形式は、次のように記号で示されます。