Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : NIS+ 編)

新しいセキュリティメカニズム資格の作成

NIS+ ユーザーおよびホスト主体ごとに、新しいメカニズムの資格情報を作成する必要があります。これを行うには、システムが現在のメカニズムによる認証を継続している間に、NIS+ を実行しているマシンの 1 つで nisauthconf(1M) コマンドを実行して新しい資格を作成しなければなりません。資格作成の基本の詳細は、「NIS+ 主体の資格情報を作成する方法」も参照してください。

新しいセキュリティメカニズム資格 - 例

des から dh640-0 へ変換します。nisauthconf がスーパーユーザーとして実行され、主体のホームディレクトリの中で作成権を持つ主体として nisaddcred が実行されている必要があります。サーバー名は server1、ユーザーの主体名は morena です。ユーザー morena の UID は 11177 です。


client# nisauthconf des dh640-0
client% nisaddcred -P server1.doc.com. -p unix.server1@doc.com dh640-0
      (screen notices not shown) 
client% nisaddcred -P morena.doc.com. -p unix.11177@doc.com -ldummy-password dh640-0
      (screen notices not shown)