Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : NIS+ 編)

NIS+ 鍵について

NIS+ 鍵は NIS+ の関連情報を暗号化するために使用します。

この章では、NIS+ セキュリティシステム全体と、特にシステムで鍵が果たす役割について、十分理解しているユーザーを想定しています。詳細については、第 11 章「NIS+ のセキュリティの概要」を参照してください。

NIS+ 鍵に関するコマンドとその構文やオプションについての詳しい説明は、nis+(1) のマニュアルページを参照してください。また、nisaddcred コマンドも鍵に関連のある働きをします。詳細については、第 12 章「NIS+ 資格の管理」を参照してください。


注 –

NIS+ サービスは、サービス管理機能 (SMF) によって管理されます。NIS+ サービスに対する有効化、無効化、再起動などの管理操作を実行するには、svcadm コマンドを使用します。SMF を NIS+ で使用する方法については、「NIS+ とサービス管理機能」を参照してください。SMF の概要については、『Solaris のシステム管理 (基本編)』の「サービスの管理 (概要)」を参照してください。詳細については、svcadm(1M)svcs(1) の各マニュアルページも参照してください。