Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : NIS+ 編)

複製からルート複製の鍵を変更する手順

複製からルート複製の鍵を変更する手順を次に示します。


replica# nisaddcred des
replica# nisupdkeys dirs

引数の意味はそれぞれ以下のとおりです。

dirs は更新するディレクトリオブジェクト (replica で保管されたディレクトリオブジェクト)

nisupdkeys を実行する場合、関連したディレクトリオブジェクトのすべてを同時に更新するように注意します。すなわち、すべてを 1 つのコマンドで行います。分割して更新すると、認証エラーになります。


注 –

サーバーの鍵を変更するときは、常にドメイン内の全クライアントの鍵情報も更新する必要があります。その方法は 「クライアントの鍵情報を更新する」で説明します。