Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : NIS+ 編)

パスワード変更の失敗

システムの中には、パスワード変更の試行回数、所要時間に制限を設けているものもあります。これらの制限は、他人がパスワードを推測して勝手にパスワードを変更してしまうのを防ぐために実装されています。

本人 (または本人になりすました他人) によるパスワード変更、ログインの試行回数、または所要時間が指定の範囲を超えた場合は、「Too many failures - try later」、または「Too many tries: try again later」といったメッセージが表示されます。 この種のメッセージが表示されると、一定の時間 (システム管理者が指定) が経過するまでログイン、パスワードの変更は行えなくなります。