Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : NIS+ 編)

手順の要約

設定作業の手順を次にまとめます。

  1. ルートマスターサーバーにスーパーユーザーとしてログインします。

  2. ルートマスターサーバーのドメイン名をチェックします。

  3. ルートマスターサーバーのスイッチ構成ファイルをチェックします。

  4. オプションで Diffie-Hellman キー長を設定します。

  5. nsswitch.conf ファイルに少しでも変更を加えた場合は、ネームサービスキャッシュ (nscd) を再起動します。

  6. /etc/.rootkey を削除し、keyserv を再起動します。

  7. NIS+ サービスを停止します。

  8. NIS+ のファイルを削除しプロセスを終了します。

  9. ルートドメインの管理グループを指定します。

  10. ルートディレクトリを作成し、ルートマスターサーバーを初期設定します。

  11. (省略可能) /lib/svc/method/nisplus ファイルを編集して必要なオプションを追加します。

  12. NIS+ デーモンを起動します。

  13. ルートオブジェクトが作成されているかどうか確認します。

  14. ルートドメインのサブディレクトリとテーブルを作成します。

  15. ルートマスターサーバーの DES 資格を作成します。

  16. ルートドメインの管理グループを作成します。

  17. ルートドメインの管理 (admin) グループにルートマスターを追加します。

  18. ルートドメインの公開鍵を更新します。

  19. NIS+ サービスを起動します (これにより、キャッシュマネージャと NIS+ デーモンがセキュリティレベル 2 で起動します)。

  20. 自分の LOCAL 資格をルートドメインに追加します。

  21. 自分の DES 資格をルートドメインに追加します。

  22. ほかの管理者の資格を追加します。

  23. ルートドメインの管理グループに自分とほかのシステム管理者を追加します。

  24. 十分なスワップ空間を割り当てます。