Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : NIS+ 編)

NIS+ クライアントで IPv6 を使用できるようにする方法

  1. スーパーユーザーとしてログインします。

  2. /etc/nsswitch.conf ファイルを編集します。

  3. 新しい ipnodes ソースを追加して、ネームサービス (ldap など) を指定します。


    ipnodes: ldap [NOTFOUND=return] files

    ipnodes は、デフォルトでは files です。IPv4 から IPv6 への変更中には、すべてのネームサービスが IPv6 のアドレスを認識できるわけではないので、デフォルトの files を使用する必要があります。デフォルトを使用しない場合は、アドレスの解決中に不必要な遅延が生じることがあります。

  4. ファイルを保存して、マシンを再起動します。

    nscd デーモンはこの情報をキャッシュに保存して起動時にこの情報を読み取るので、 ここでマシンを再起動する必要があります。