Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

資源不足の特定

poold の制御範囲とは、効率のよい区分と管理を主に poold が担当している、使用可能な資源セットのことです。ただし、この制御範囲にある資源を操作できる機構がほかにもあり、それが構成に影響を与えることもあります。poold がアクティブになっている間に特定のパーティションが制御範囲外になった場合、poold は使用可能な資源を適切に操作することによってその制御を取り戻そうとします。poold デーモンは、有効範囲内に追加の資源を見つけられない場合、資源不足に関する情報をログに記録します。