Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

poolstat の出力

デフォルトの出力形式では、poolstat は、見出し行を出力したあと、プールごとに 1 行ずつ表示されます。各プールの行は、プール ID とプール名で始まります。それに続く列は、プールに接続されているプロセッサセットに関する統計データです。複数のプールに接続されている資源セットは、各プールで 1 回ずつ表示されるので、複数回表示されます。

列見出しは次のとおりです。

id

プール ID。

pool

プール名。

rid

資源セット ID。

rset

資源セット名。

type

資源セットの種類。

min

資源セットの最小サイズ。

max

資源セットの最大サイズ。

size

資源セットの現在のサイズ。

used

資源セットのうちで現在使用されている部分のサイズ。

この値は、資源セットの使用率に資源セットのサイズを乗算して計算されます。前回のサンプリング間隔で資源セットが再構成されている場合、この値は報告されないことがあります。報告されなかった値はハイフン (-) で示されます。

load

資源セットに加えられている負荷の絶対値。

このプロパティーの詳細については、libpool(3LIB) のマニュアルページを参照してください。

poolstat の出力では、次のことを指定できます。