Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

非大域ゾーンの作成のしくみ

大域管理者が zonecfg コマンドを使ってゾーンを構成します。このとき、ゾーンの仮想プラットフォームやアプリケーション環境に応じて、各種のパラメータを指定します。次に、大域管理者がゾーンをインストールします。大域管理者は、ゾーン管理コマンド zoneadm を使用して、ゾーンに対応するファイルシステム階層にソフトウェアをパッケージレベルでインストールします。大域管理者は、zlogin コマンドを使用して、インストールされたゾーンにログインできます。初回ログイン時にゾーンの内部構成が完了します。次に、zoneadm コマンドを使ってゾーンを起動します。

ゾーンの構成については、第 17 章非大域ゾーンの構成 (概要)を参照してください。ゾーンのインストールについては、第 19 章非大域ゾーンのインストール、停止、複製、およびアンインストールについて (概要)を参照してください。ゾーンへのログインについては、第 21 章非大域ゾーンへのログイン (概要)を参照してください。