Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

Procedure大域ゾーンの zone.cpu-shares を設定する方法

大域ゾーンの配分を持続的に設定する場合に、ここで説明する手順を使用します。

この手順を実行するには、大域ゾーン内で大域管理者になる必要があります。

  1. スーパーユーザーまたは Primary Administrator 役割になります。

    役割の作成と作成した役割のユーザーへの割り当てについては、『Solaris のシステム管理 (基本編)』「Solaris 管理ツールを RBAC と組み合わせて使用する (作業マップ)」を参照してください。

  2. zonecfg コマンドを使用します。


    # zonecfg -z global
    
  3. 大域ゾーンの配分を 5 に設定します。


    zonecfg:global> set cpu-shares=5
    
  4. zonecfg を終了します。


    zonecfg:global> exit