Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

ゾーン内での IP セキュリティーアーキテクチャーの使用

IP データグラム保護を提供する IPsec (Internet Protocol Security Architecture) については、『Solaris のシステム管理 (IP サービス)』の第 19 章「IP セキュリティーアーキテクチャー (概要)」を参照してください。IKE (Internet Key Exchange) プロトコルを使用して、認証および暗号化に必要な鍵材料が自動的に管理されます。

詳細は、ipsecconf(1M) および ipseckey(1M) のマニュアルページを参照してください。

共有 IP ゾーン内の IP セキュリティーアーキテクチャー

IPsec は、大域ゾーン内で使用できます。ただし、非大域ゾーン内では、IPsec で IKE を使用することはできません。そのため、大域ゾーンで Internet Key Exchange (IKE) プロトコルを使用して、非大域ゾーンの IPsec キーおよび IPSec ポリシーを管理する必要があります。構成中の非大域ゾーンに対応する送信元アドレスを使用します。

Solaris 10 8/07: 排他的 IP ゾーン内の IP セキュリティーアーキテクチャー

IPsec は、排他的 IP ゾーン内で使用できます。