Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

コマンドとその他のインタフェース

次の表に示すコマンドにより、ゾーン機能に対する主要な管理インタフェースが提供されます。

表 31–1 lx ブランドゾーンで使用されるコマンドとその他のインタフェース

コマンド 

説明 

zlogin(1)

非大域ゾーンにログインします 

zoneadm(1M)

システムのゾーンを管理します 

zonecfg(1M)

ゾーン構成の設定に使用されます 

getzoneid(3C)

ゾーン ID と名前のマッピングに使用されます 

brands(5)

ブランドゾーン機能の説明を提供します 

lx(5)

Linux ブランドゾーンの説明を提供します 

zones(5)

ゾーン機能の説明を提供します 

lx_systrace(7D)

DTrace の Linux システムコールトレースプロバイダ 

zcons(7D)

ゾーンコンソールのデバイスドライバ 

zoneadmd デーモンは、ゾーンの仮想プラットフォームを管理する基本プロセスです。zoneadmd デーモンのマニュアルページは、zoneadmd(1M) です。このデーモンは、プログラミングインタフェースの構成要素ではありません。


注 –

表 27–5 に示すコマンドを大域ゾーンで使用すると、ブランドゾーンも含むすべての非大域ゾーンに関する情報を表示できます。表 27–4 に示すコマンドは、資源上限デーモンで使用されます。