Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

Solaris10 5/08: capped-cpu 資源を指定する

capped-cpu 資源は、1 つのプロジェクトまたは 1 つのゾーンで消費可能な CPU 資源量に対して絶対的な制限を設けます。capped-cpu 資源には、小数点第 2 位までの正の小数である 1 つの ncpus プロパティーがあります。このプロパティーは、CPU のユニット数に対応しています。この資源には範囲を指定できません。この資源には小数を指定できます。ncpus を指定する場合、1 の値は 1 つの CPU の 100% を意味します。100% がシステム上の 1 つの完全な CPU に対応するため、値 1.25 は 125% を意味します。


注 –

capped-cpu 資源と dedicated-cpu 資源には互換性がありません。