Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

capped-memory 資源

capped-memory 資源は、physicalswap、および locked メモリーの制限を設定します。各制限は省略可能ですが、少なくとも 1 つは設定する必要があります。


注 –

通常はアプリケーションが多量のメモリーをロックすることはありませんが、ゾーンのアプリケーションによってメモリーがロックされることがわかっている場合は、ロックされるメモリーを設定するとよいでしょう。ゾーンの信頼が問題になる場合は、ロックされるメモリーの上限を、システムの物理メモリーの 10 パーセントまたはゾーンの物理メモリー上限の 10 パーセントに設定することもできます。


詳細は、第 10 章資源上限デーモンによる物理メモリーの制御 (概要)第 11 章資源上限デーモンの管理 (手順)、および lx ブランドゾーンの構成方法」を参照してください。