Solaris 10 6/06: ネイティブな非大域ゾーンのデータセット資源を追加する機能も含め、ZFS ファイルシステムのサポートが追加されています。詳細は、「資源タイプのプロパティー」を参照してください。
Solaris 10 11/06: 構成可能な特権のサポートが追加されています。「Solaris 10 11/06 以降: 構成可能な特権」を参照してください。
Solaris 10 8/07: 次の機能のサポートが zonecfg コマンドに追加されています。
資源管理機能とゾーンの統合を向上させます。zonecfg コマンドを使用して、一時プール、メモリー制限、ゾーンのデフォルトのスケジューリングクラス、および資源制御の別名を構成できるようになりました。資源管理の設定を手動で実行する必要はなくなりました。次に示す新しい資源制御が追加されました。
zone.max-locked-memory
zone.max-msg-ids
zone.max-sem-ids
zone.max-shm-ids
zone.max-shm-memory
zone.max-swap
zonecfg コマンドを大域ゾーンで使用できます。
ゾーンの IP タイプを指定できます。非大域ゾーンに使用できる 2 つの IP タイプは、共有 IP と排他的 IP です。
limitpriv プロパティーを使用して必要な特権を追加することにより、ゾーンで DTrace を使用できます。
bootargs プロパティーを使用して、ゾーンでブート引数を使用できます。
Solaris 10 10/08: zonecfg ユーティリティーの net 資源に、共有 IP 非大域ゾーンの defrouter プロパティーが追加されました。このプロパティーを使用して、ネットワークインタフェースのデフォルトのルーターを設定できます。
Solaris 10 の新機能の全一覧および Solaris リリースについての説明は、『Oracle Solaris 10 9/10 の新機能』を参照してください。