Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

ProcedureSolaris 10 8/07: インストールされた非大域ゾーンの UUID を取得する方法

ゾーンのインストール時に、汎用一意識別子 (UUID) がゾーンに割り当てられます。UUID は、zoneadmlist サブコマンドと -p オプションを使うことで取得できます。UUID は、5 番目に表示されるフィールドです。

  1. インストールされたゾーンの UUID を表示します。


    global# zoneadm list -p
    

    次のような情報が表示されます。


    0:global:running:/:
    6:my-zone:running:/export/home/my-zone:61901255-35cf-40d6-d501-f37dc84eb504

例 20–1 コマンド内で UUID を使用する方法


global# zoneadm -z my-zone -u 61901255-35cf-40d6-d501-f37dc84eb504 list -v

-u uuid-match- z zonename の両方が存在する場合、最初に UUID に基づいてマッチングが行われます。指定した UUID のゾーンが見つかった場合はそのゾーンが使用され、-z パラメータは無視されます。指定した UUID のゾーンが見つからなかった場合、システムはゾーン名で検索を実行します。


UUID について

ゾーンをアンインストールすることも、同名のゾーンを内容を変えて再インストールすることもできます。ゾーンの内容を変更せずにゾーンの名前を変更することも可能です。こうした理由から、UUID はゾーン名よりも信頼性の高いハンドルです。

参照

詳細は、zoneadm(1M) および libuuid(3LIB) を参照してください。