Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

ProcedureSolaris 10 5/08: 移行を行う前に lx ブランドゾーンの移行を検証する方法

この手順を実行するには、大域ゾーン内で大域管理者になる必要があります。

  1. スーパーユーザーまたは Primary Administrator 役割になります。

    役割の作成と作成した役割のユーザーへの割り当てについては、『Solaris のシステム管理 (基本編)』「Solaris 管理ツールを RBAC と組み合わせて使用する (作業マップ)」を参照してください。

  2. 次のいずれかを実行します。

    • lx-zone という名前の移行元ホストでマニフェストを生成し、移行先ホストをすぐに検証する遠隔コマンドにその出力をパイプします。


      global# zoneadm -z lx-zone detach -n | ssh remotehost zoneadm attach -n -
      

      行の最後にあるハイフン () は、パスとして標準入力を指定します。

    • lx-zone という名前の移行元ホストでマニフェストを生成し、その出力をファイルに送ります。


      global# zoneadm -z lx-zone detach -n 
      

      zonepath を新規ホストに移動する方法」の説明に従って、そのマニフェストを新しいホストシステムにコピーし、検証を行います。


      global# zoneadm attach -n path_to_manifest
      

      パスを にすると標準入力を指定できます。