Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

Procedureゾーンのインストール方法

  1. スーパーユーザーまたは Primary Administrator 役割になります。

  2. zoneadm コマンドに install -a オプションとアーカイブのパスを指定して、構成済みゾーン s-zone をインストールします。


    global# zoneadm -z s-zone install -u -a /net/machine_name/s-system.flar
    

    インストールの完了につれてさまざまなメッセージが表示されます。これにはしばらく時間がかかることがあります。

    インストールが完了したら、list サブコマンドに -i オプションおよび -v オプションを指定してインストール済みのゾーンを一覧表示し、状態を確認します。

注意事項

インストールが失敗した場合は、ログファイルを確認してください。成功した場合、ログファイルはゾーン内の /var/log にあります。失敗した場合、ログファイルは大域ゾーン内の /var/tmp にあります。

ゾーンのインストールが中断または失敗した場合は、ゾーンの状態は不完全なままになります。uninstall -F を使用して、ゾーンを構成済みの状態にリセットします。