/etc/project ファイルには、各プロジェクトごとに複数の資源制御設定を記述でき、さらに各資源制御ごとに複数のしきい値を記述できます。しきい値はアクション文節で定義されます。複数の値はコンマで区切られます。
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (基本編)』の「Solaris 管理ツールを RBAC と組み合わせて使用する (作業マップ)」を参照してください。
projmod コマンドに -s オプションと -K オプションを付けて実行することで、プロジェクト x-files に資源制御を設定します。
# projmod -s -K 'task.max-lwps=(basic,10,none),(privileged,500,deny); process.max-file-descriptor=(basic,128,deny)' x-filesone line in file |
次の制御が設定されます。
タスクごとの LWP 最大数について、アクションなしの basic 制御。
タスクごとの LWP 最大数について、特権レベルの deny 制御。この制御により、「プロジェクト内の各タスクの最大 LWP 数を設定する方法」の例のように、最大数を超える数の LWP を作成しようとすると失敗します。
プロセスごとの最大ファイル記述子は basic レベルに制限されており、最大値を超える open コールはすべて失敗します。
次のいずれかの方法で、ファイル内のエントリを表示します。
次のように入力します。
# projects -l . . . x-files projid : 100 comment: "" users : (none) groups : (none) attribs: process.max-file-descriptor=(basic,128,deny) task.max-lwps=(basic,10,none),(privileged,500,deny) one line in file |
次のように入力します。
# cat etc/project . . . x-files:100::::process.max-file-descriptor=(basic,128,deny); task.max-lwps=(basic,10,none),(privileged,500,deny) one line in file |