Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

ゾーンのホスト名

ゾーン用に選択したホスト名は、大域ゾーン内の /etc/nsswitch.conf ファイルでの指定に応じて、hosts データベースまたは /etc/inet/hosts データベース内で定義する必要があります。ネットワークデータベースは、ネットワークの構成情報を提供するファイルです。nsswitch.conf ファイルには、使用するネームサービスを指定します。

ネームサービス用にローカルファイルを使用する場合は、/etc/inet/hosts ファイル内で hosts データベースが保持されます。ゾーンネットワークインタフェースのホスト名の解決は、/etc/inet/hosts 内のローカル hosts データベースで行われます。あるいは、ゾーンの構成時に IP アドレス自体を直接指定することで、ホスト名の解決を不要にできます。

詳細は、『Solaris のシステム管理 (IP サービス)』「TCP/IP 構成ファイル」および『Solaris のシステム管理 (IP サービス)』「ネットワークデータベースと nsswitch.conf ファイル」を参照してください。