WBEM サーバーは、処理中に特定のイベントについて監査レコードを書き込みます。たとえば、クライアント認証が成功または失敗したとき、およびユーザー情報を変更する操作が実行されたときにはいつでも、WBEM サーバーは監査レコードを書き込みます。
WBEM サーバーは、基本となる Solaris Basic Security Module (BSM) を使用して監査レコードを書き込みます。監査情報が確実に記録されるようにするには、WBEM サーバー上の Solaris OS で BSM の監査機構 (bsmconv) を有効にする必要があります。bsmconv コマンドについては、bsmconv(1M) のマニュアルページを参照してください。
Trusted SolarisTM ソフトウェアを使用している場合は、BSM の監査機構を有効にする必要はありません。