dladdr1() の導入により、dladdr(3C) から入手可能なシンボリック情報が拡張されました。
動的オブジェクトの $ORIGIN を、dlinfo(3C) から入手可能になりました。
crle(1) で作成された実行時構成ファイルの管理が、簡単になりました。構成ファイルを検査することで、ファイル作成に使用されたコマンド行オプションが表示されます。-u オプションを指定すると、更新機能を利用できます。
実行時リンカーおよびデバッガインタフェースが拡張され、プロシージャーリンクテーブルエントリの解決を検出できるようになりました。この拡張は、新しいバージョンナンバーで識別することができます。Agent Manipulation Interfaces()の 「エージェント操作インタフェース」 を参照してください。この更新により rd_plt_info_t 構造体が機能拡張されます。「プロシージャーのリンクテーブルのスキップ」の rd_plt_resolution() を参照してください。
新しい mapfile セグメント記述子 STACK を使用してアプリケーションスタックを非実行可能ファイルに定義することができます。「セグメントの宣言」を参照してください。