プログラミングインタフェース

SDP セッション構造体への接続フィールドの追加

int sdp_add_connection(sdp_conn_t **conn, const char *nettype, const char *addrtype, const char *address, uint8_t ttl, int addrcount);

sdp_add_connection() 関数は、nettypeaddrtypeaddressttladdrcount の各パラメータを使用して、セッション構造体 (sdp_session_t) またはメディア構造体 (sdp_media_t) に Connection (c=) SDP フィールドを追加します。IPv4 または IPv6 のユニキャストアドレスの場合は、ttl パラメータと addrcount パラメータの値をゼロに設定します。マルチキャストアドレスの場合は、ttl パラメータの値を 0 - 255 の範囲に設定します。マルチキャストアドレスの場合は、addrcount パラメータの値をゼロに設定できません。

このフィールドは、SDP 記述のメディアセクションまたはセッションセクションに格納されます。最初の引数として &session->s_info または &media->m_info を渡すことにより、セクションを指定する必要があります。

戻り値: sdp_add_connection() 関数は、関数が正常に完了したときに 0 を返します。必須のパラメータがなかった場合は、EINVAL を返します。メモリーの割り当てに失敗した場合は、ENOMEM を返します。errno の値は、エラーが発生した場合でも変化しません。