プログラミングインタフェース

終端の非同期化

終端を非同期サービス向けに構成するには、t_open(3NSL) を使用して終端を確立したあと、t_bind(3NSL) を使用してその識別情報を確立します。次に、fcntl(2) インタフェースを使用して、終端に O_NONBLOCK フラグを設定します。これにより、使用可能なバッファー領域がすぐに確保できない場合、t_sndudata(3NSL) への呼び出しは -1 を返し、t_errnoTFLOW に設定します。同様に、データが存在しない場合でも、t_rcvudata(3NSL) への呼び出しは -1 を返し、t_errnoTNODATA に設定します。