プログラミングインタフェース

データの書き込み

write(2) を使用してトランスポートコネクションにデータを送信したあと、tirdwr はトランスポートプロバイダを通じてデータを渡します。メカニズム上は許可されていますが、ゼロ長のデータパケットを送った場合、tirdwr はメッセージを破棄します。トランスポートコネクションが中止された場合、ハングアップ状態がストリーム上に生成され、それ以降の write(2) 呼び出しは失敗し、errnoENXIO に設定されます。この問題が発生するのは、たとえば、リモートユーザーが t_snddis(3NSL) を使用してコネクションを中止した場合などです。ハングアップ後も利用できるデータの取り出しは可能です。