次の表に示す送信イベントは、指定されたトランスポートルーチンから返される状態に対応しており、このようなイベントにおいて、これらのルーチンはトランスポートプロバイダに要求または応答を送信します。この表で示すイベントの一部 (accept など) は、発生した時点におけるコンテキストによって意味が変わります。これらのコンテキストは、次の変数の値に基づきます。
ocnt – 未処理のコネクション要求の数
fd – 現在のトランスポート終端のファイル記述子
resfd – コネクションが受け入れられるトランスポート終端のファイル記述子
イベント |
説明 |
サービスタイプ |
---|---|---|
opened |
t_open(3NSL) が正常に終了した |
T_COTS、T_COTS_ORD、T_CLTS |
bind |
t_bind(3NSL) が正常に終了した |
T_COTS、T_COTS_ORD、T_CLTS |
t_optmgmt(3NSL) が正常に終了した |
T_COTS、T_COTS_ORD、T_CLTS |
|
unbind |
t_unbind(3NSL) が正常に終了した |
T_COTS、T_COTS_ORD、T_CLTS |
closed |
t_close(3NSL) が正常に終了した |
T_COTS、T_COTS_ORD、T_CLT |
connect1 |
同期モードの t_connect(3NSL) が正常に終了した |
T_COTS、T_COTS_ORD |
connect2 |
非同期モードの t_connect(3NSL) で TNODATA エラーが発生したか、あるいは、切断要求がトランスポート終端に着信したことにより TLOOK エラーが発生した |
T_COTS、T_COTS_ORD |
accept1 |
ocnt == 1、fd == resfd を指定した t_accept(3NSL) が正常に終了した |
T_COTS、T_COTS_ORD |
accept2 |
ocnt == 1、fd != resfd を指定した t_accept(3NSL) が正常に終了した |
T_COTS、T_COTS_ORD |
accept3 |
ocnt > 1 を指定した t_accept(3NSL) が正常に終了した |
T_COTS、T_COTS_ORD |
snd |
t_snd(3NSL) が正常に終了した |
T_COTS、T_COTS_ORD |
snddis1 |
ocnt <= 1 を指定した t_snddis(3NSL) が正常に終了した |
T_COTS、T_COTS_ORD |
snddis2 |
ocnt > 1 を指定した t_snddis(3NSL) が正常に終了した |
T_COTS、T_COTS_ORD |
sndrel |
t_sndrel(3NSL) が正常に終了した |
T_COTS_ORD |
sndudata |
t_sndudata(3NSL) が正常に終了した |
T_CLTS |