Solaris モジューラデバッガ

遅延ブレークポイント

従来の kadb ユーティリティーでは、既存の adb 構文と互換性のない遅延ブレークポイントの構文がサポートされていました。kadb では、これらの遅延ブレークポイントは構文 module#symbol :b を使って指定しました。kmdb で遅延ブレークポイントを設定するには、第 6 章「実行制御」で説明しているように、MDB の ::bp dcmd を使用します。