Solaris モジューラデバッガ

mdb_vread() および mdb_vwrite()

ssize_t mdb_vread(void *buf, size_t nbytes, uintptr_t addr);
ssize_t mdb_vwrite(const void *buf, size_t nbytes, uintptr_t addr);

これらの関数は、addr パラメータで指定された、所定のターゲットの仮想アドレスからデータを読み取ったり、そのアドレスにデータを書き込んだりするのに使用します。mdb_vread() 関数は、成功した場合 nbytes を、エラーの場合 -1 を返します。指定されたアドレスからデータの一部しか読み取れなかったためにデータが切り捨てられた場合、-1 が返されます。mdb_vwrite() 関数は、成功した場合は実際に書き込まれたバイト数を返します。エラーが発生した場合は -1 を返します。