次のオペランドがサポートされています。
調査する ELF 書式のオブジェクトファイルを指定します。mdb が調査および編集できるのは、ELF 書式の実行可能ファイル (ET_EXEC)、ELF 動的ライブラリファイル (ET_DYN)、ELF 再配置可能オブジェクトファイル (ET_REL)、およびオペレーティングシステムのシンボルテーブル (unix.X ファイル) です。
ELF プロセスコアファイル (ET_CORE) またはオペレーティングシステムのクラッシュダンプ (vmcore.X ファイル) を指定します。ELF コアファイルオペランド (core) を指定する場合、対応するオブジェクトファイルを指定しないと、mdb はいくつかの異なるアルゴリズムを使用して、コアファイルを生成した実行可能ファイルの名前を推測しようとします。このような実行可能ファイルが見つからなかった場合、mdb は動作し続けますが、いくつかのシンボル情報が利用できなくなっている可能性があります。
オペレーティングシステムのクラッシュダンプファイルのペアを表す数値の接尾辞を指定します。たとえば、接尾辞が「3」である場合、mdb は「unix.3」や「vmcore.3」などの名前のファイルを調査すると推測します。同じ名前の実際のファイルが現在のディレクトリに存在する場合、この数字文字列は接尾辞としては解釈されません。