このマニュアルでは、SolarisTM オペレーティングシステム用の JavaTM 2 Platform Standard Edition 5 における新機能と強化された機能を紹介し、その概要を説明します。
このマニュアルは、Solaris オペレーティングシステムで Java 2 Platform Standard Edition 5 を使用するアプリケーション開発者を対象としています。Java ソフトウェアは、企業環境におけるサーバーおよびクライアント側の Java 技術アプリケーションが優れた性能を発揮できるように最適化されています。
このマニュアルは J2SETM 5 ドキュメントの一部です。J2SE 5 ドキュメントは http://java.sun.com/j2se/1.5.0/ja/docs/ja/index.html で入手できます。最終的なリリース段階では、このオンライン文書が Java 2 Platform Standard Edition 5 製品の正式な説明になります。
第 1 章「新しい機能と強化された機能」では、製品の特長と強化された機能を示します。
第 2 章「以前のリリースとの互換性」では、互換性の問題について説明します。
このリリースに関する情報は次のドキュメントにも記載されています。
『JDK 5.0 リリースノート』http://java.sun.com/j2se/1.5.0/ja/relnotes.html にあるオンライン文書
『JDK 5.0 ドキュメント』http://java.sun.com/j2se/1.5.0/ja/docs/ja/index.html にあるオンライン文書
『Java 2 Platform Standard Edition 5.0 API 仕様』 http://java.sun.com/j2se/1.5.0/ja/docs/ja/api/index.html にあるオンライン文書
docs.sun.com では、Sun が提供しているオンラインマニュアルを参照することができます。マニュアルのタイトルや特定の主題などをキーワードとして、検索を行うこともできます。URL は、http://docs.sun.com です。
このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。
表 P–1 表記上の規則
字体または記号 |
意味 |
例 |
---|---|---|
AaBbCc123 |
コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。 |
.login ファイルを編集します。 ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。 system% |
AaBbCc123 |
ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。 |
system% su password: |
AaBbCc123 |
変数を示します。実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。 |
ファイルを削除するには、rm filename と入力します。 |
『 』 |
参照する書名を示します。 |
『コードマネージャ・ユーザーズガイド』を参照してください。 |
「 」 |
参照する章、節、ボタンやメニュー名、強調する単語を示します。 |
第 5 章「衝突の回避」を参照してください。 この操作ができるのは、「スーパーユーザー」だけです。 |
\ |
枠で囲まれたコード例で、テキストがページ行幅を超える場合に、継続を示します。 |
sun% grep `^#define \ XV_VERSION_STRING' |
コード例は次のように表示されます。
[ ] は省略可能な項目を示します。上記の例は、filename は省略してもよいことを示しています。
| は区切り文字 (セパレータ) です。この文字で分割されている引数のうち 1 つだけを指定します。
キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例: Shift キーを押します)。ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。
ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、Ctrl-D は Control キーを押したまま D キーを押すことを意味します。