Solaris 動的トレースガイド

フラグ指定子

printf() の変換フラグを有効にするには、次の文字を 1 つ以上指定します。複数指定する場合、どのような順序で指定してもかまいません。

'

10 進変換 (%i%d%u%f%g%G) の結果の整数部分の書式は、通貨文字を除くさまざまなグループ化文字を使って設定できます。POSIX の C ロケールを含むいくつかのロケールでは、このフラグと併用できる通貨文字以外のグループ化文字は提供されていません。

-

変換の結果は、左詰めになります。このフラグを指定しなければ、右詰めになります。

+

符号付き変換の結果に、常に符号 (+ または -) を付けます。このフラグを指定しなければ、負の値の変換のときだけ符号が付きます。

space

符号付き変換の先頭文字が符号でない場合や、符号付き変換の結果、文字がなくなった場合、結果の前に空白文字を挿入します。space フラグと + フラグの両方が指定された場合、space フラグは無視されます。

#

選択された変換に代替書式が定義されている場合、変換後の値をこの代替書式で表します。変換の代替書式の説明は、変換ごとに記載します。

0

変換が diouxXeEfg、および G の場合、符号や基数のあと、フィールド幅に合わせて、先頭にゼロを挿入します。空白文字によるパディングは行いません。0 フラグと - フラグの両方が指定された場合、0 フラグは無視されます。変換が dioux、および X で、精度が指定されている場合、0 フラグは無視されます。0 フラグと ' フラグの両方が指定された場合、ゼロによるパディングの前にグループ化文字が挿入されます。