Solaris 動的トレースガイド

プローブ

FBT は、カーネル内のほとんどの関数の「境界」でプローブを提供します。関数の境界を越えるのは、関数に入るときと関数から抜けるときです。FBT は、カーネル内の各関数に、関数に入るときと関数から抜けるときに 1 つずつ、合計 2 つの関数を提供しています。これらのプローブにはそれぞれ、entryreturn という名前が付けられています。関数名とモジュール名は、プローブの一部として指定されます。すべての FBT プローブは、関数名とモジュール名を指定します。