このマニュアルは次のように構成されています。
第 1 章「Solaris 国際化の概要」では、Solaris の最新リリースで使用できる新しい国際化機能および地域対応機能について説明します。
第 2 章「一般的な国際化機能」では、コードセットの独立性 (CSI)、ロケールデータベース、libc の API、およびその他の国際化機能についての基本について説明します。
第 3 章「Solaris 環境における地域対応」では、最新の Solaris OS での使用がサポートされているロケール、フォント、およびキーボードについて説明します。
第 4 章「サポートされるアジアのロケール」では、Solaris の最新リリースの日本語、ヒンディー語、およびタイ語の地域対応サポートについて説明します。
第 5 章「UTF-8 ロケールサポートの概要」では、最新の Solaris OS での使用がサポートされている入力方式およびコード変換機能について説明します。
第 6 章「CTL: Complex Text Layout」では、Complex Text Layout (CTL) 拡張機能について説明します。この機能は、論理テキスト表現と物理テキスト表現の間で複雑な変換が必要な表記体系をサポートする Motif の API を有効にします。複雑な変換が必要な表記体系には、アラビア語、ヘブライ語、およびタイ語があります。
第 7 章「mp による印刷フィルタの拡張」では、mp 印刷フィルタを中心に印刷サポートについて説明します。
付録 A 「iconv コード変換」では、iconv 変換モジュールの表を示します。