最新の Solaris 環境は、3 つのタイ語入力レベルおよび 4 つのタイ語キー配列をサポートします。
次のタイ語入力方式がこのリリースでサポートされています。これらの入力方式は、文字シーケンスチェックのためにタイ語 IT 標準で指定されています。
パススルーレベル (入力チェックなし)
基本入力チェックレベル
詳細入力チェックレベル
シーケンスチェックのないパススルーレベルが、前の Solaris リリースと同様にこのリリースでもデフォルトです。
F2 キーを使用して、入力レベルを切り替えることができます。
タイ語の入力方式には 4 つのキー配列がサポートされています。
Kedmanee (TIS820-2531) キー配列。 Kedmanee 配列はコンピュータキーボード用ではなく、タイプライタ用に設計されました。キーの数に制限があるタイプライタキーボードでは、いくつかのタイ語の特殊文字が配列上にありません。コンピュータキーボードとして使用するために、TIS820-2531 は Kedmanee 配列を採用しました。
TIS820-2538 キー配列。この拡張 Kedmanee 配列は TIS820-2531 配列の拡張版であり、元の Kedmanee 配列では使用できなかったいくつかのタイ語特殊文字が含まれています。現在、TIS820-2538 はタイ工業標準研究所が定める唯一のタイ語キー配列規格です。
Pattajoti キー配列。Pattajoti 配列もタイプライタ用に設計されましたが、指をより使いやすいようにキーが配列されています。
設定可能キー配列。タイ語入力方式のためのユーザー定義キーボードです。
タイ語入力方式の補助ウィンドウでは、次の機能とユーティリティがサポートされています。
入力レベルの切り替え補助パレットの入力レベルボタンをクリックして、使用する入力レベル (パススルー、基本、詳細) を選択できます。
タイ語仮想キーボードキーボードボタンをクリックして、タイ語文字の入力に使用するタイ語仮想キーボードを表示します。