国際化対応言語環境の利用ガイド

CSI のアプローチ

CSI により、アプリケーションおよびプラットフォームソフトウェア開発者は、UTF-8 など、エンコーディングからコードを独立させたり、ソースコードを変更せずに新しいエンコーディングを採用したりすることができます。アプリケーションは UTF-16 に依存する必要がないので、このアーキテクチャのアプローチは JavaTM の国際化とも異なります。

既存の多くの国際化アプリケーション (たとえば Motif など) は、基礎となるシステムから自動的に CSI のサポートを継承します。これらのアプリケーションは、変更しなくても新しいロケールで動作します。

CSI は本来どのコードセットにも依存しませんが、最新の Solaris システムではファイルコードのエンコーディング (コードセット) には、次のような前提条件があります。