geniconvtbl ユーティリティを使ってコードセットコンバータを定義できます。
このユーティリティを使用すると、ユーザー定義の、またユーザーによるカスタマイズが可能なコードセットの変換を iconv(1) や iconv(3C) などの標準システムユーティリティやインタフェースによって行えます。そのため、互換性のないデータ形式 (特にメーカー独自のアプリケーションや従来のアプリケーションのデータ) をアプリケーションで処理することが容易になります。既存の Solaris コードセット変換を変更することもできます。
このユーティリティで使用する入力ソースファイルの例は /usr/lib/iconv/geniconvtbl/srcs/ ディレクトリにあります。
ユーザーが定義して適切に配置したコード変換は、32 ビットおよび 64 ビット Solaris OS の iconv(1) ユーティリティや iconv(3C) 関数から使用できます。