Java Desktop System には、次のタイプのアイコンが用意されています。
GTK+ アプリケーションによって内部で使用されるアイコン、または GTK+ ストックアイコン。ユーザーは、「テーマの詳細」
ダイアログの「コントロール」タブセクションで、デスクトップ用のこれらの一連のアイコンを指定することができます。
「メインメニュー」およびファイルマネージャのアプリケーションを表すために使用されるアイコン。ユーザーは、「テーマの詳細」
ダイアログの「コントロール」タブセクションで、デスクトップ用のこれらの一連のアイコンを指定することができます。
Java Desktop System には、特別な視覚的要件を持つユーザー用に設計されたいくつかのテーマがあります。たとえば、視力の弱いユーザー用に設計されたテーマが用意されています。アイコンを各テーマで正しく表示するためには、アイコンのバージョンが複数必要な場合もあります。アイコンは、PNG (Portable Network Graphic) 形式など、いくつかの形式で作成できます。Java Desktop System 用のアイコンの推奨サイズは、48 x 48 ピクセルです。このサイズであれば、ほとんどのテーマでそのアイコンの大きさを変更できます。
新しいアイコンをインストールするときは、以下に示すアイコンを 48 x 48 ピクセルバージョンで作成します。
通常のアイコン
低コントラストのアイコン
高コントラストのアイコン
反転の高コントラストのアイコン
アイコンは、「新しいコントロールオプションをインストールする」で説明されているイメージファイルの場所にインストールします。
たとえば、GTK+ アイコンを HighContrastLargePrint テーマに追加する場合には、次の手順を実行します。
アイコンを /usr/share/themes/HighContrastLargePrint/pixmaps ディレクトリに追加します。
アイコンを GTK ストックアイコン識別子に関連付けるように /usr/share/themes/HighContrastLargePrint/gtk-2.0/gtkrc ファイルを修正します。
新しいアプリケーションの「メインメニュー」アイコンを HighContrastLargePrint theme テーマに追加するには、 /usr/share/icons/HighContrastLargePrint/48x48/apps ディレクトリにアイコンをインストールします。
アプリケーションランチャー用およびパネル用のアイコンの作成方法については、次の URL を参照してください。
http://www.freedesktop.org/Standards/icon-theme-spec