Java Desktop System Configuration Manager Release 1.1 管理ガイド

コマンドの要約

表 3–1 コマンド

コマンド 

説明 

add

ポリシーグループリポジトリのポリシーグループをエンティティに割り当てる 

create

新しい空のポリシーグループを作成する 

delete

ポリシーグループを削除する 

export

zip ファイル形式のポリシーグループを、特定の場所にエクスポートする 

import

特定のソースから、zip ファイル形式で保存されているポリシーグループをインポートする 

list

ポリシーグループリポジトリ内のポリシーグループの一覧表示、エンティティに割り当てられたポリシーグループの一覧表示、または指定されたポリシーグループが割り当てられているエンティティの一覧表示を行う 

login

ユーザーのホームディレクトリ内のファイルに、このデータストアバックエンドのユーザー名とパスワードを保存する。このユーザー名とパスワードは、将来 pgtool を呼び出すときに使用できる 

modify

ポリシーグループリポジトリ内のポリシーグループの優先度を変更する 

remove

エンティティからポリシーグループの割り当てを解除する 

rename

ポリシーグループリポジトリ内のポリシーグループの名前を変更する 

表 3–2 オプション

オプション 

説明 

-b <base name>, --base=<base name>

ストレージバックエンドのルートエントリを指定する。このベースエントリの書式は、使用されているストレージバックエンドで決まる。たとえば、ルートエントリが o=apoc: --base o=apoc である LDAP ストレージバックエンドなど

-e <entity>, --entity=<entity>

ユーザー、役割、組織、ホスト、またはドメインを表すエンティティを指定する。エンティティの書式は、使用されているストレージバックエンドで決まる。たとえば、ユーザーが "jmonroe" である LDAP ストレージバックエンドの場合は次のようになる。-e uid=jmonroe,ou=People,o=staff,o=apoc

-f <file>, --file=<file>

このコマンドの実行に使用されるブートストラップ情報が挙げられているファイルを完全修飾名で指定する。次に例を示す。-f /tmp/policymgr.cfg

-h <hostname>, --hostname=<hostname>

ストレージバックエンドのホストの名前を指定する。次に例を示す。--host=server1.sun.com

-i <priority>, --priority=<priority>

ポリシーグループの優先度を示す正の整数を指定する。次に例を示す。-i 12

-m <name>, --name=<name>

ポリシーグループの名前を指定する。次に例を示す。--name=UserPolicyGroup1

-p <port>, --port=<port>

ストレージバックエンドのポート番号を指定する。次に例を示す。-p 399

-s <scope>, --scope=<scope>

ポリシーグループのスコープを指定する。このスコープはユーザーまたはホストで、デフォルトはユーザー。次に例を示す。--scope=host

-t <type>, --type=<type>

ストレージバックエンドのタイプを指定する。デフォルトは LDAP。次に例を示す。-t LDAP

-u <username>, --username=<username>

ストレージバックエンドの管理者のユーザー名を指定する。この指定が終わると、パスワードの入力を求めるメッセージが表示される。このオプションを指定しない場合で、ユーザーが pgtool login サブコマンドを使用していないときは、ユーザー名とパスワードの入力を求めるメッセージが表示される。次に例を示す。--username=jmonroe

-?, --help

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-V, --version

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