pwd(1)

名前 | 形式 | 機能説明 | 環境 | 終了ステータス | 属性 | 関連項目 | 診断 | 注意事項

名前

pwd – 作業中のディレクトリの出力

形式

/usr/bin/pwd 

機能説明

pwd は、現在の作業用 ディレクトリの絶対パス名を標準出力に書き出します。

Bourne シェル sh(1) と Korn シェル ksh(1) にも pwd 組み込みコマンドがあります。

環境

pwd の実行に影響を与える環境変数 LC_MESSAGES 、 NLSPATH についての詳細は、 environ(5) を参照してください。

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0

正常終了

>0

エラーが発生した

エラーが検出された場合、 出力は標準出力に書き込まれず、 診断メッセージが標準エラーに書かれます。 終了ステータスは 0 にはなりません。

属性

次の属性については attributes(5) のマニュアルページを参照してください。

属性タイプ	属性値
使用条件	SUNWcsu
CSI	対応済み

関連項目

cd(1), ksh(1), sh(1), shell_builtins(1), attributes(5), environ(5)

診断

"Cannot open .." および "Read error in .." は、ファイルシステムに異常がある可能性を示しています。 UNIX のシステム管理者にお尋ねください。

注意事項

現在のディレクトリまたはその 1 つ上のディレクトリに移動する場合、 pwd が正しく応答しないことがあります。 cd(1) コマンドにフルパス名を付けて使用し、 この状態を修正してください。

SunOS 5.10  最終更新日 1998年8月17日

名前 | 形式 | 機能説明 | 環境 | 終了ステータス | 属性 | 関連項目 | 診断 | 注意事項