名前 | 形式 | 機能説明 | オプション | オペランド | 終了ステータス | 属性 | 関連項目 | 注意事項
arch [-k | archname]
arch は、現在のホストシステムのアプリケーションアーキテクチャを表示します。このコマンドは、従来オプションなしで使用されてきたため、SunOS 5.x SPARC ベースのシステムはすべて、アプリケーションアーキテクチャとして sun4 を返します。このコマンドは使用しないようにしてください。「注意事項」の項を参照してください。
システムは、どの実行可能プログラムがどのマシンで実行されるかを定義するアーキテクチャによって大まかに分類できます。カーネルアーキテクチャとアプリケーションアーキテクチャ (通常は単に「アーキテクチャ」) は、区別することができます。基本となるハードウェアが異なるために稼動するカーネルが異なるマシンでも、同じアプリケーションプログラムを実行できる場合があります。
次のオプションを指定できます。
sun4u などのカーネルアーキテクチャを表示します。このオプションは、マシンで稼動する特定の SunOS カーネルを定義し、カーネルに明示的に依存するプログラム (たとえば ps(1)) に対してのみ意味を持ちます。
次のオペランドを指定できます。
archname を使用すると、このアプリケーションアーキテクチャ用のアプリケーションバイナリを現在のホストシステムで実行できるかどうかを判断できます。archname は、sun4、i86pc などの有効なアプリケーションアーキテクチャでなければなりません。
archname 用のアプリケーションバイナリを現在のホストシステムで実行できる場合は、TRUE (0) が返されます。実行できない場合は、FALSE (1) が返されます。
次の属性については、attributes(5) のマニュアル ページを参照してください。
属性タイプ |
属性値 |
---|---|
使用条件 |
SUNWcsu |
このコマンドは以前のリリースとの互換性のために提供されており、使用しないようにしてください。代わりに、uname コマンドを使用してください。使用法については、uname(1) のマニュアルページを参照してください。