名前 | 形式 | 機能説明 | オプション | オペランド | 使用例 | ファイル | 属性 | 関連項目 | 警告
/sbin/installgrub [-fm] stage1 stage2 raw-device
installgrub コマンドは x86 専用のプログラムです。GRUB は GRand Unified Bootloader を表します。
installgrub は、GRUB のステージ 1 ファイルとステージ 2 ファイルを、特定のディスクパーティションのブート領域にインストールします。-m オプションが指定された場合、installgrub は、ステージ 1 ファイルをディスクのマスターブートセクターにインストールします。
installgrub コマンドで使用できるオプションは、次のとおりです。
マスターブートセクターの上書き時に対話を抑制します。
GRUB の stage1 を、マスターブートセクター上に対話的にインストールします。
installgrub コマンドで使用できるオペランドは、次のとおりです。
GRUB のステージ 1 ファイルの名前。
GRUB のステージ 2 ファイルの名前。
GRUB コードのインストール先となるデバイスの名前。これは、読み書き可能な文字デバイスである必要があります。ディスクデバイスの場合、GRUB メニューファイルの格納先となるスライスを指定します。(Solaris の場合、これはルートスライスになる)。フロッピーディスクの場合、これは /dev/rdiskette になります。
example# /sbin/installgrub /boot/grub/stage1 \ /boot/grub/stage2 /dev/rdsk/c0d0s0
次のコマンドは、フォーマット済みのフロッピー上に GRUB をインストールします。
example# mount -F pcfs /dev/diskette /mnt # mkdir -p /mnt/boot/grub # cp /boot/grub/* /mnt/boot/grub # umount /mnt # cd /boot/grub # /sbin/installgrub stage1 stage2 /dev/rdiskette
属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。
属性タイプ |
属性値 |
---|---|
使用条件 |
SUNWcsu |
インタフェースの安定性 |
開発中 |
マスターブートセクター上に GRUB をインストールする (-m オプション) と、マシン上に現在インストールされているブートマネージャーが上書きされます。どの fdisk パーティションがアクティブになっているかにかかわらず、システムは常に Solaris パーティション内の GRUB をブートするようになります。
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