Solaris 10 8/07 リリース: xattr プロパティーを使用すると、特定の ZFS ファイルシステムの拡張属性を無効または有効にできます。デフォルト値は on です。ZFS プロパティーについては、「ZFS のプロパティーの紹介」を参照してください。
Solaris 10 8/07 リリース: 新しいプロパティーである canmount を使用すると、zfs mount コマンドを使ってデータセットをマウントできるかどうかを指定できます。詳細については、「canmount プロパティー」を参照してください。
Solaris 10 8/07 リリース: ZFS では、内部統計情報のエクスポートや ZFS ファイルシステムの動作の制御に使用できる標準のネイティブプロパティーのほかに、ユーザープロパティーも用意されています。ユーザープロパティーは ZFS の動作には影響しませんが、これらを使用すると、使用環境内で意味のある情報をデータセットに注釈として付けることができます。
詳細については、「ZFS ユーザープロパティー」を参照してください。
Solaris 10 8/07 リリース: この Solaris リリースでは、ファイルシステムの作成後だけでなく作成時にプロパティーを設定できます。
次の 2 つの例は、同等の構文を示しています。
# zfs create tank/home # zfs set mountpoint=/export/zfs tank/home # zfs set sharenfs=on tank/home # zfs set compression=on tank/home |
# zfs create -o mountpoint=/export/zfs -o sharenfs=on -o compression=on tank/home |