「Delete」メニューまたは ludelete コマンドを使用してブート環境を削除してください。次の制限に注意してください。
アクティブブート環境および次のリブートでアクティブになるブート環境は、削除できません。
削除するブート環境は完了状態でなければなりません。完了状態のブート環境とは、ステータスを変更する処理が終了している環境を指します。ブート環境のステータスを確認する方法については、「すべてのブート環境のステータスの表示」を参照してください。
lumount を使用してファイルシステムをマウントしているブート環境を削除することはできません。
x86 のみ: Solaris 10 1/06 以降のリリースでは、アクティブな GRUB メニューがあるブート環境を削除することはできません。ブート環境を再使用するには、lumake コマンドまたは luupgrade コマンドを使用します。アクティブな GRUB メニューがあるブート環境の確認については、「x86: GRUB メニューの menu.lst ファイルの検出 (作業)」を参照してください。
メインメニューから「Delete」を選択します。
削除する非アクティブブート環境の名前を入力します。
Name of boot environment: solaris8 |
指定された非アクティブブート環境が削除されます。
スーパーユーザーになるか、同等の役割になります。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細は、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
次のコマンドを入力します。
# ludelete BE_name |
削除する非アクティブブート環境の名前を指定します。
この例では、ブート環境 second_disk が削除されます。
# ludelete second_disk |