Solaris 10 6/06 インストールガイド (カスタム JumpStart/ 上級編)

インストール手順の統一を含めた Solaris インストールの変更

Solaris 10 3/05 以降のリリースでは、Solaris OS のインストールにいくつかの変更が加えられ、より簡単で統一された方法でインストールできます。

変更内容は次のとおりです。


注 –

GUI またはコンソールを使用しない Solaris カスタム JumpStartTM インストール方式には変更はありません。


OS をインストールするには、Solaris Software - 1 CD または Solaris Operating System DVD を挿入してから、次のいずれかのコマンドを入力します。

新しい text ブートオプションのある CD または DVD メディアを使用して Solaris OS をインストールする方法について

『Solaris 10 6/06 インストールガイド (基本編)』

CD メディアによるインストールサーバーの設定方法の変更について 

『Solaris 10 6/06 インストールガイド (ネットワークインストール)』

GUI インストールまたはコンソールベースのインストールを利用する

Solaris 10 3/05 以降のリリースでは、ソフトウェアのインストールに GUI を使用するか、ウィンドウ表示環境を使用するか、またはウィンドウ表示環境を使用しないかを選択できます。十分なメモリーがある場合は、デフォルトで GUI が表示されます。メモリー不足により GUI を表示できない場合はデフォルトで別の環境が表示されます。ブートオプション nowin または text を使用すると、デフォルト動作を変更できます。しかし、システム内のメモリー容量による制約、またはリモートインストールによる制約があります。また、ビデオアダプタが検出されない場合、Solaris インストールプログラムは、自動的にコンソールベースの環境で表示されます。

具体的なメモリー要件については、「システム要件と推奨事項」を参照してください。