Solaris 10 6/06 インストールガイド (カスタム JumpStart/ 上級編)

NFS サーバーに格納されたパッケージ

パッケージが NFS サーバーに格納されている場合、次のいずれかの構文で package キーワードを使用します。


package package_name add nfs server_name:/path [retry n]
package package_name add nfs://server_name:/path [retry n]
package_name

パッケージ名は SUNWname の形式で指定します。パッケージの詳細とその名前を表示するには、インストール済みシステムで pkginfo -l コマンドを使用します。

server_name

パッケージを格納したサーバーの名前を指定します。

path

指定されたサーバー上のパッケージディレクトリの場所を指定します。パスに $HOST が含まれる場合、$HOST はインストールするホストシステムの名前で置き換えられます。

retry n

オプションのキーワードです。n は、インストールプロセスがディレクトリのマウントを試みる回数の最大値です。


例 11–12 NFS によるパッケージの追加

この例の package プロファイルキーワードは、NFS の場所 nfs://golden/packages/Solaris_10_606/ から SUNWnew パッケージを追加します。マウントに失敗した場合、NFS マウントが 5 回試行されます。

package SUNWnew add nfs golden:/packages/Solaris_10 6/06 retry 5