パッケージをファイルシステム指向のランダムアクセスデバイス (フロッピーディスク、DVD-ROM など) に格納している場合は、ローカルデバイスから Solaris パッケージを取得できます。package キーワードでは次の構文を使用します。
package package_name add local_device device path file_system_type
パッケージ名は SUNWname の形式で指定します。パッケージの詳細とその名前を表示するには、インストール済みシステムで pkginfo -l コマンドを使用します。
Solaris パッケージが格納されているドライブの名前を指定します。デバイス名が正規のパスである場合は、デバイスは直接マウントされます。正規のパスでないデバイス名を指定すると、インストールユーティリティーはパスに /dev/dsk/ を加えます。
Solaris パッケージのパスを指定します。指定したデバイス上のルート (/) ファイルシステムからの相対パスで指定する必要があります。
デバイス上のファイルシステムのタイプを指定します。ファイルシステムのタイプを指定しない場合、インストールユーティリティーは、UFS ファイルシステムのマウントを試みます。UFS のマウントに失敗すると、インストールユーティリティーは HSFS ファイルシステムのマウントを試みます。
この例の package プロファイルキーワードは、ローカルデバイス c0t6d0s0 の /Solaris_10_606/Product ディレクトリから SUNWnew パッケージを追加します。これは UFS ファイルシステムです。
package SUNWnew add local_device c0t6d0s0 /Solaris_10_606/Product ufs
この例の package プロファイルキーワードは、ローカルデバイス c0t6d0s0 の /Solaris_10_606/Product ディレクトリから SUNWnew パッケージを追加します。これは HSFSファイルシステムです。
package SUNWnew add local_device c0t6d0s0 /Solaris_10_606/Product hsfs